名古屋から金沢にお得に快適に移動する方法としてJR東海から発売されている「北陸往復割引きっぷ」があります。
今回は北陸往復きっぷの買い方や詳しい情報と金沢旅行の楽しみ方をご紹介します。
なお北陸往復割引きっぷ並びに名古屋往復切符は、北陸新幹線金沢~敦賀間開業に伴い2024年3月に廃止されます!
北陸往復割引きっぷとは
名古屋地区から北陸地区まで特急列車の普通車指定席及び北陸新幹線の普通車自由席を利用して往復するきっぷ
出典:JR東海 北陸往復割引きっぷページ
名古屋~米原間は東海道新幹線 普通車自由席にも乗車可能!
料金
設定区間 | 発売額(往復)(円) | ||
---|---|---|---|
名古屋市内 | ~ | 敦 賀 | 8,070 |
名古屋市内 | ~ | 武 生 | 9,950 |
名古屋市内 | ~ | 鯖 江 | 9,950 |
名古屋市内 | ~ | 福 井 | 10,050 |
名古屋市内 | ~ | 芦原温泉 | 10,680 |
名古屋市内 | ~ | 加賀温泉 | 11,520 |
名古屋市内 | ~ | 小 松 | 12,250 |
名古屋市内 | ~ | 金 沢 | 13,200 |
名古屋市内 | ~ | 高 岡 | 13,940 |
名古屋市内 | ~ | 富 山 | 15,600 |
名古屋市内 | ~ | 黒部宇奈月温泉 | 16,580 |
名古屋市内 | ~ | 七尾・和倉温泉 | 16,700 |
通常の乗車券の場合
東海道新幹線としらさぎを乗り継いで名古屋~金沢を往復した場合 合計16,920円
なんと3,720円お得!
利用期間
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始を除く通年で使用可能
発売期間
通年
発売方法
- 東海道線二川~岐阜間、中央線金山~中津川間、高山線長森~美濃太田間、太多線、武豊線、関西線八田~亀山間、紀勢線下庄~多気間、参宮線、岐阜羽島及び飯田線の<「きっぷうりば」がある駅及びサポートつき指定席券売機設置駅>及びこれら各駅周辺の主な旅行会社の支店・営業所
- JR西日本インターネット予約サービス(「e5489」)
実際に北陸往復きっぷを使って金沢に行ってみた
今回は「e5489」できっぷを購入していた為、まずは名古屋駅の券売機で発券!
発券時には、予約番号、電話番号、北陸往復割引きっぷの購入の時に決済したクレジットカードが必要
今回の工程は、
<行き>
名古屋~米原 東海道新幹線 ひかり 普通車自由席
米原~金沢 しらさぎ 普通車指定席
<帰り>
金沢~米原 しらさぎ 普通車自由席
「e5489」でしらさぎを自由席で購入していた場合は当日に指定席が空席の場合変更できる!
①東海道新幹線ひかりで米原へ
名古屋駅 9時19分発 ひかり633号で米原に向かいました。今回指定席を予約したしらさぎ3号は名古屋始発の電車ですが所要時間を短縮する目的で新幹線に乗車。
新幹線では、普通車自由席しか利用できないのがきっぷのルールなので自由席に乗車しました。ひかりの自由席は1~5号車なのでのぞみに比べて空いていました。
混んでいるか不安な時は、1号車に乗車すると比較的空いていることが多いです。
所要時間:27分
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②しらさぎで金沢へ
米原駅 9時56分発 しらさぎ3号に終点金沢駅まで乗車しました。今回は3連休の中日だったこともあり、米原で3両増結して9両編成で運行されていました。新幹線から特急への乗り換え時間は約9分あるので乗り換え改札から1番遠い9号車の指定席まで歩いても余裕があります。
所要時間:1時間52分
しらさぎの車内では車内販売や自販機がない為あらかじめお弁当や飲み物を準備しましょう!
③金沢駅到着
11時48分に金沢駅の到着しました。兼六園口(東口)側に進むともてなしドームという天井が高いガラス張りの憩いの場があり、さらに進むと鼓門(つづみもん)がむかえます。高さは13.7mあり、金沢の伝統芸能である能楽に使われる鼓をイメージして作られました。周りには写真を撮ろうと大変混雑しています。
観光にはバスが便利ですが土日や長期連休に入ると長蛇の列で待ち時間は長めです。兼六園や金沢城、21世紀美術館は同じエリアに密集しているので金沢駅から30分ぐらい歩いてのんびり散策するのもいいです。道中には近江町市場もあるので日本海で捕れた新鮮な魚介類を堪能することもできます。
金沢といえば兼六園
水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三名園の一つ、兼六園。兼六園は江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきました。
出典:兼六園ホームページ
兼六園で定番の撮影スポットである徽軫灯籠(ことじとうろう)。霞ヶ池の水面を照らすために設置され高さはなんと2.67mあります!
小さく見えて意外に大きくってびっくり!
日本最古の噴水
19世紀中ごろに作られた日本最古の噴水。水源は有名な灯篭がある霞ヶ池で、水の高低差を利用して水を噴出させている。噴水の高さは約3.5mまで吹き上がる。
入場料
・大人(18歳以上) 320円
・小人(6歳~18歳未満) 100円
兼六園には入口が6か所あり、定番の撮影スポットである徽軫灯籠の最寄りの入り口は県道10号線沿いの桂坂口です!
何度も火災を乗り越えてきた金沢城
天正8(1580)年、佐久間盛政が築城
慶長7(1602)年に天守閣が落雷による火災により焼失
寛永8(1631)年の大火後には、もともと城内にあった武家屋敷は城外へ移された
宝暦9(1759)年の火災では城内のほとんどが焼かれましたが、その後は実用性を重んじた二の丸を中心再建がされた。
何度も火災に見舞われてきた金沢城ですが地元の方々の強い有志により再建され終戦までは陸軍第九師団司令部が設置され、終戦後には国立金沢大学のキャンパスが置かれるなど金沢の重要な場所として機能してきました。三の丸広場は芝生が広がり、観光客や地元の親子連れの方々でとても賑わっています。
チームラボとコラボ
2023.9.30(土) ~ 11.26(日)に開催された「光の祭」
金沢城内全体を使い、7つの作品が展示さていました。
兼六園と金沢城公園は石川橋で直結している為、石川門から入城するのが便利です。
金沢城公園内は入場無料
ひがし茶屋街
金沢の伝統工芸である茶菓子や金箔、郷土料理のお店が並ぶひがし茶屋街。今回は街並みの写真を撮影したくて早朝7時に訪れました。こんなに早かったら誰もいないだろうと思っていましたが10人ぐらいの観光客がいらっしゃいました。
少し逆光気味になってしまうので日が昇りきる8時前までの撮影がおすすめです。
帰りは乗り換えなしで名古屋へ
一泊して翌日金沢駅を11時48分発のしらさぎ8号に乗り、名古屋へ帰りました。指定席を予約していなかったので自由席に乗車しましたが金沢駅からは乗車率は20%ぐらいだったので余裕をもって乗れました。途中の、加賀温泉駅や福井駅、敦賀からのお客さんが多く、米原まではほぼ満席状態でした。
自由席:5号車、6号車
金沢11時48分→名古屋14時48分 所要時間:3時間
米原駅で進行方向が反対になるので停車中に自分たちで椅子の向きを反対しましょう!
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まとめ
今回は北陸往復割引きっぷを使って1拍2日で金沢旅行をしてきました。2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸によりしらさぎ及びサンダーバードが金沢、福井方面の乗り入れがなくなってしまうので記念に乗車してきました。
北陸往復割引きっぷを使って浮いた約3,500円分で金沢の名産物をおいしく食べれました。
今回は金沢駅周辺の観光がメインだったので次回は石川周辺の温泉地にも訪れたいです。
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今日も1日幸せでした!
明日もポジティブに!
カミポジでした!
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